こんな治療院は要注意!?訪問鍼灸マッサージ治療院の選び方

こんな治療院は要注意!?訪問鍼灸マッサージ治療院の選び方

訪問鍼灸治療院まんまる堂|ひざ痛・腰痛・足腰の虚弱|介護予防・リハビリ・歩行困難

この記事を読むメリット

・選んではいけない訪問治療院の特徴が分かる

・利用を決める前に確認すべきことが分かる

対象者

・訪問鍼灸マッサージの利用を検討中の方

・訪問治療院を紹介したいケアマネジャー

さて今回は、訪問治療院を選ぶ際に

「これだけは事前に確認しておきたい!」

ということを、この業界の

裏事情に詳しい院長が書きます。

訪問治療院は

医師の同意書が必要になる関係で、

一度治療院を決めたら、

通院型に比べて気軽に変更しにくい

というデメリットがあります。

すぐに決めてしまう前に、

最低限この記事に書いていること

だけは事前に確認しておきましょう!

※前回の記事をまだお読みでない方は、

下記の記事を読まれてから

お読みいただくことをオススメします。


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前回の記事【衝撃】ほとんどの治療家は、1日◯分しか勉強していない!?

訪問治療院選び これだけは事前に確認しておこう!

①賠償責任保険に加入しているか?

②電話には施術者以外の事務員が出るか?

③ホームページに具体的な治療法や施術方法が明記されているか?

④医師やケアマネージャーに定期的に経過報告を行っているか?

⑤治療方法や料金が書かれた折込チラシがいつも入っていないか?

①賠償責任保険に加入しているか?

賠償責任保険とは、

施術者が患者に怪我を負わせてしまった場合に、

患者に賠償金を支払うための保険です。

保険に加入していないのに

施術をしているなんてもってのほかです。

例えるなら、

自動車保険に加入せずに

車の運転をしているようなもの。

そんな人に車を運転してほしくないですよね?

訪問鍼灸マッサージを利用する方は、

大半の方がご高齢の方や障害者です。

施術者が細心の注意を払って施術をしても、

「絶対に事故が起こらない」

とは言い切れません。

例えば、寝たきりの患者さんで、

筋力低下や骨粗鬆症が

著しく進んでいる方の場合は、

施術による怪我のリスクは高くなります。

障害者のリハビリなら、

歩行の練習中に転倒してしまう

可能性だってゼロではありません。

万が一のことが

起こった時のことを想定し、

大半の施術者は

賠償責任保険に加入しています。

でも、大切なことなので

念のため確認しておきましょう。

②電話には施術者以外の事務員が出るか?

電話をすると、いつも施術者が電話に出る。

ということは、その治療院の施術者は

施術中にも電話に出ている可能性があります。

あなたは、施術中に時々電話がかかってきて

手を止める先生に治療してもらいたいと思うでしょうか?

一般的な治療院でも、一人でやっている先生なら

施術中でも電話に出ることは普通にありますし

気にしないという方なら問題ありません。

事実、ひとり治療院で電話番もしているという先生で

腕がいい先生もたくさんいます。

私自身もそういう先生を知っています。

ただ、一般的な治療院と訪問型の違いとして

・訪問型の施術は手が空く状況が少ない

という点があります。

一般的な治療院の場合、

例えば鍼を背中に刺したまま

その場を離れて他の患者の施術をする

なんてことは普通にありますが、

訪問型の場合は基本マンツーマンなので

つきっきりで施術をすることになります。

鍼を刺したまま、プラスアルファで灸をしたり

その間にヒアリングしたりすることが普通です。

また、訪問型の場合はリハビリの要素も多いので、

数を数えたり、力を入れさせる方向を調整したり、

呼吸に意識を向けさせたり、

微妙な力の入れ具合を指示したり…

とにかく施術者の手が空く状況が少ないのです。

なので、そういった状況の中で

施術者が電話対応をするということは、

わざわざ施術を

中断しているということになります。

これは患者側からすると

一般的な治療院で施術を受けるケースよりも

不快に感じることが多いと思います。

ということで、

電話番や事務員がいるかどうかは

できれば確認しておきたいところです。

施術に集中してほしいですよね。

③ホームページに治療法や施術方法が明記されているか?

この項目で分かることは、

主に2つあると思っています。

・患者さんに対する姿勢

・治療技術に対するこだわり

ひとつ目は、端的に言うと

患者さん目線になれているかどうか…

ということです。

病院の場合は、薬の処方とか注射とか

どんな治療を受けることになるかは

だいたい想像がつきますよね?

でも治療院の場合は

やっている施術も千差万別。

どんな施術をやっているのか

できれば事前に知っておきたいと思うのが

普通ではないでしょうか?

そういった基本的な情報がホームページに

全く記載されていないということは、

患者さんの立場になって考えることを

怠っている可能性が高いと考えられます。

次に、施術法や施術方針を

明記しているかどうかは

技術に対するこだわりとか

熱意を見極める判断材料になる

ということもお伝えしておきます。

どんなことをやってくれるか?だけでなく、

なぜ、その施術法がよいのか?

どんなメリットがあるのか?

どんなデメリットがあるのか?

そういったことを書いているということは

治療に対する熱意とか探究心が

少なからずあるわけです。

逆にそこを書いていないとなると

「意図的に書いていない」か、

「書けない事情がある」と考えられます。

つまり、こだわりの技術がなかったり、

施術者の教育に力を入れていない

(力を入れるだけの時間的・経済的余裕がない)

ということです。

訪問治療院に多いのが

「やりたい施術があるなら

個人個人の好きなようにしてね」

というスタイルのところ。

実を言うと、従業員が多いところほど

「施術はおまかせ」という形になりやすいのです。

これの何が問題かというと、

技術力の高い施術者が育ちにくいことです。

前回の記事で触れましたが、

休日返上で勉強したり

高い授業料を払って技術セミナーに

参加するような人は

全体の2割程度しかいないかもしれません。

その2割の施術者にあたればラッキーですが、

そうじゃない施術者にあたると最悪ですよね。

この「施術はおまかせ」スタイルには

他にも問題があるのですが、

記事の主旨とずれるので今回は詳細を控えます。

技術レベルが低い施術者が多いのに

治療院が成り立つというのは

訪問ならではの事情が関係しています。

ちょっと話は逸れますが

患者さんが訪問型の治療院を

どこにするか決める理由は、

施術の内容とか技術力ではないケースが

圧倒的に多いのです。

利用者は主にご高齢の方がなので

ケアマネージャーの紹介で決めたとか

チラシを見て決めたという方が大半です。

ちなみに、ケアマネさんは

「よく営業に来られるから」

といった理由だけで紹介するケースも多いです。

基本的には

その治療院が得意とする症状は何か?とか

どんな治療法を取り入れているのか?

といったことを考慮して紹介する

治療院を決めるケアマネさんは少ないんです。

なので、

本当に自分に合った治療院を選ぶためには

ある程度自分で調べることが必須ですね。

その時、判断基準のひとつに、

どんな施術が受けられるのかを確認して

施術法に対するこだわりが感じられるかどうか

というのを付け加えてみてはいかがでしょうか。

④医師やケアマネージャーに経過報告を行っているか?

医師やケアマネージャーとの情報共有は

介護と医療の連携においては必要不可欠です。

医師との情報共有は、

いつもと異なる様子が見られたときや、

何か変わったことがあったときに

早期に病気を発見することに

繋がることもあります。

どちらも、

訪問型の治療院であれば

普通はやっていることですが、

ひとり暮らしの家族のために

訪問鍼灸マッサージを利用する場合や、

ケアマネージャーと

介護サービスの相談をすることが多い方は、

念のため確認しておいた方が良いでしょう。

確認する方法は簡単です。

訪問治療院に電話して、シンプルに

「どれくらいの頻度で、お医者さんや

ケアマネさんに経過報告をされていますか?」

と聞きましょう。

ちなみに当院は、

医師には同意書更新時の年2回、

ケアマネージャーには

毎月の経過報告を行っており、

変わったことがあった場合は、

その都度報告するようにしています。

医師は抱えている患者数が圧倒的に多いので、

いつもと明らかに違う状態の変化など

情報を絞って端的にお伝えする必要があります。

ケアマネージャーは、他の介護サービスとの

調整をしなければならないので、

現在の状態や訪問日程などを

こまめに共有しておく必要があります。

そういった理由から、当院では

上記の頻度で経過報告を行っています。

⑤治療方法や料金が書かれた折込チラシがいつも入っていないか?

治療院を取り締まる法律に、

「あはき法」というものがあります。

一般にはあまり知られていませんが、

鍼灸院、マッサージ治療院、接骨院は、

法律によって厳しく広告の規制をされています。

その規制は凄まじく、

営業時間、治療院名、駐車場の場所などの

本当に基本的な情報以外は広告に記載

してはいけないことになっています。

例えば、

治療法、料金、院長の経歴などはNGなんです。

これって基本的な情報だと思うんですが、

ガッチガチに規制されています。

驚きですよね!

「え?でも、よくチラシ入ってるよ?」

そうですね…ちなみに整体院は

上記のような情報を掲載してもOKです。

理由は、整体師は無資格か民間資格なので

整体院はあはき法の適応外ということになります。

「ちょっと待って。なんで国家資格を

持っている人はまともな広告ができなくて、

無資格者はOKなの?おかしくない?」

仰る通りです。私もそう思います。

でも、そういう決まりになっているんです。

だから国家資格を取っている人でも、

あえて保険の取り扱いをしない整体院を

開業する人がいるんですよ。

というわけで、

料金や治療法が掲載された広告を

訪問鍼灸治療院は出してはいけないのですが…

「そんなのカンケーねぇ!!」と言わんばかりに

お構いなしでチラシを配っている治療院も

しばしばあるようです。笑

厳密に言うとこれは罰金ものなんですが、

実際は回数が多くなければ

保健所も黙認しています。

だけど中には、保健所に注意されても

開き直って一向にやめない治療院もあると

保健所の方が話されていました。

そういった治療院は、

ルールを平気で無視する体質なのでしょう。

最近は一部の治療院が

保険点数の水増し請求をしていることが

問題になっています。

ニュースで取り上げられることもありました。

違法チラシをバンバン配っているような治療院は

普通に水増し請求をやっているかもしれません。

というわけで、

もし料金や治療法が記載された

鍼灸院や接骨院のチラシが

しょっちゅう入っているようなら、

その治療院の利用は控えた方が

いいかもしれません。

それにしても、料金すら記載してはいけないって

規制強すぎると思いませんか?

自分が患者さんの立場でも

せめて料金くらい記載してもいいことに

してほしいところです。

訪問鍼灸・訪問マッサージを上手に活用しましょう。

・心身を熟知した専門家によるリハビリが可能
・介護保険の点数を気にする必要はない
・自宅で安価にリハビリに取り組むことが可能

私は祖母と祖父にも

訪問鍼灸マッサージを勧めています。

介護予防に取り組みたいと考えているのであれば、

利用しない手はないと思うくらい

便利なサービスです。

人生100年時代。

一生歩ける身体を維持するためには

継続的なトレーニングやケアが必要です。

まとめ

ということで、まとめです。

訪問鍼灸マッサージ治療院選びに

失敗しないためにも、

以下のことを事前に確認しておきましょう。

①賠償責任保険に加入しているか?

②電話には施術者以外の事務員が出るか?

③ホームページに具体的な治療法や施術方法が明記されているか?

④医師やケアマネージャーに定期的に経過報告を行っているか?

⑤治療方法や料金が書かれた折込チラシがいつも入っていないか?

最低限、

この条件を満たしている治療院であれば

大きなハズレは避けられるでしょう。

訪問鍼灸マッサージを利用するためには、

医師に同意書を書いていただく必要があります。

そのため、一度決めた治療院を変更する際には

もう一度医師に同意書の発行をお願い

しなきゃいけないので、

そうしなくてもいいように

最初は少し慎重になりましょう。

リハビリを真剣にお考えなら、

リハビリ目的のデイサービスを利用するよりも、

訪問鍼灸・訪問マッサージを

利用するほうが安心です。

あるいはデイサービスと併用しながら、

訪問鍼灸・訪問マッサージを

活用してみてはいかがでしょうか。

ーーー追伸ーーー

介護保険による訪問リハビリや

医療保険による訪問鍼灸マッサージの

ご利用をご検討されている方のために、

無料の電話相談を実施しております。

また、当院は全国の訪問鍼灸院をご紹介しています。

全国どの地域にお住まいの方でも

ご相談いただけますので、

介護保険を利用されていない方や

どこに相談すればよいか分からない方は

電話、LINE、お問合せフォームの

いずれかでお気軽にご相談下さい。

・医療保険で訪問鍼灸マッサージ

・介護保険で訪問リハビリ

それぞれの在宅ケアサービスを

最大限に活用する方法をご存知ですか?

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当院は、三田市で唯一

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