訪問鍼灸・訪問マッサージが考える外出支援の方法と介護保険サービスの限界について

介護保険サービスの外出支援の限界

訪問鍼灸・訪問マッサージが考える外出支援の方法

この記事ではこのような方におすすめとなっています。

・外出支援を検討しているケアマネージャー
・満足度の高いケアプランを作成したい
・生きがいが高まるような支援が必要だと感じている

介護保険サービスの支援方法の考え方に

「外出支援」というものがあります。

高齢者になって

心身の状態が衰えてくることによって、

自身で外出することが難しくなり、

福祉によって

外出支援しなければならないようになります。

外出を諦めていた高齢者にとっては、

「また外出ができる」と

生きがいの支援にもなりますし、

「いつまでも外出したい」と

介護予防にも繋がります。

しかし本当に高齢者が望む外出が

できているかというと、

ニーズを満たしているとまでは

言えないのではないでしょうか。

ここでは高齢者の外出のために、

どのような視点で支援を行わねばならないのか、

訪問鍼灸・訪問マッサージの視点で

考えたいと思います。

介護保険サービスなどを活用した外出支援の限界

・デイサービスなどの利用
・ヘルパー付き添いによる買い物など
・介護タクシーなどを利用した外出
・訪問リハビリなどによるリハビリの取り組み

介護保険サービスの外出支援、

もしくは外出支援に繋げるには、

上記のサービスを利用することによって

実現可能となります。

しかし本当に高齢者のニーズに

あっているかどうかは、

モニタリングなどによって

十分検証することも必要であるように感じます。

足腰が弱った高齢者や

車いすの高齢者であっても、

デイサービスなら送迎車両で

センターまで送り迎えしてもらえますから、

外出を楽しむことができます。

ヘルパーが付き添いして

買い物に行くこともできますし、

介護タクシーを利用すれば

少々遠くても出かけることが可能になります。

これらはケアマネージャーやご家族にとっても、

もっとも実現しやすい外出支援の方法ですが、

高齢者本人の満足度の向上に

必ずしも繋がっているものではありません。

理学療法士などが行う訪問リハビリを利用し、

足腰の筋力アップに努めることができますが、

痛みまでは取り除くことができないことから、

実際には外出支援まで結びついているケースは

少ないように感じます。

訪問鍼灸・訪問マッサージが考える外出支援の方法

・膝や腰の痛みを取る
・歩行に必要な筋力の強化
・ケアプランとの連携

外出支援に訪問鍼灸・訪問マッサージの利用を

おすすめするのは、

「リハビリ」と同時に

「痛みに対するアプローチ」ができる

という点にあります。

この考え方は、

介護保険サービスそのものにはありません。

整形外科などに受診する

といったケアプランはたくさんありますが、

外出支援のために

積極的に治療してくれる整形外科は

どれほどあるでしょう。

痛み止めの薬や湿布の処方、

痛みが強い場合には注射というように、

対処療法でしか過ぎないという治療を

受けているだけではないでしょうか。

「歳なんだから膝の痛みはしかたがない」

という言葉は、高齢者に外出は諦めなさい、

痛みがあっても諦めなさい

と言っているように感じるのです。

訪問鍼灸・訪問マッサージは、

適切に心身を評価し、痛みを取り除きながら、

リハビリに努めています。

そのため「外出支援」を

ケアプランの目標にして、

生きがいにまでアプローチした計画を

立てることの重要性を感じるのです。

介護保険サービスは訪問鍼灸・訪問マッサージを利用してよりニーズを満たすことができる

もちろん訪問鍼灸・訪問マッサージが

介護保険サービスよりも優れているとか、

整形外科を利用するよりもいい

と言っているのではありません。

介護保険サービスは

生活の質を維持向上させるために

不可欠なものであり、

病院やその他の医療ができない部分になります。

しかし在宅の高齢者にとって、

暮らしを支える根本となっているものは

医療であると考えられ、

健康のうえに福祉が成り立っているように

感じます。

健康で生活ができなければ、

介護保険サービスを受けることが

できないからです。

ただどの病院やクリニックも

高齢者にとっての基盤になっているかというと、

まだまだ在宅医療は不足しているのでは

ないでしょうか。

恐らくケアマネジャーや福祉関係者で

そのように感じている方は多いように感じます。

特にリハビリ分野でアプローチができる

訪問鍼灸・訪問マッサージは、

先ほどもお伝えした通り

「痛み」と「リハビリ」に

アプローチが可能です。

ぜひうまく利用して、

外出支援に繋げてみてください。

まとめ

・介護保険サービスの外出支援は本当のニーズに届かないことも多い
・訪問鍼灸・訪問マッサージを利用すれば「痛み」「リハビリ」にアプローチ可能
・在宅医療を踏まえたケアプラン作りが高齢者の在宅生活を支えるためにも重要

いつまでも生きがいを感じながら

生活してほしい
本当に満足できるケアプランを提供したい

そのように思われのであれば、

訪問鍼灸・訪問マッサージの

積極的な活用をおすすめします。

医療サービスをうまく活用しながら、

満足度の高いケアプランの作成に

繋げてみてください!